出版社内容情報
宗教者の立場から世界的な平和活動の第一線で活躍してきた著者が、これまでの宗教間対話の歴史を振り返り、宗教の役割を語る。世界の紛争に対して宗教はどのような役割をはたしていけばよいか。天台宗の僧侶の立場から世界的な平和活動の第一線で活躍してきた著者が、比叡山宗教サミット30周年を迎えて、これまでの宗教間対話の歴史を振り返り、今後の展望を語る。
杉谷 義純[スギタニギジュン]
著・文・その他
内容説明
国際的な紛争・災害に対し、宗教はどのような役割を果たせるか。比叡山宗教サミット30周年を越えて、その第一線で活躍してきた著者が語る、宗教間の相互理解と協力の歴史と今度の展望。
目次
諸宗教間対話の黎明とバチカン公会議
世界宗教者平和会議の発足
バチカン・日本宗教会議
世界宗教者倫理会議
日本宗教界の総力をあげた比叡山宗教サミット
比叡山宗教サミット三十周年を振り返って
アッシジから比叡山へ―宗教対話三十年の歴史と展望
宗教間対話の可能性と平和貢献
著者等紹介
杉谷義純[スギタニギジュン]
1942年、東京に生まれる。1966年、慶応大学法学部法律学科卒業。1972年、大正大学大学院博士課程修了。その後、寛永寺一山・円珠院住職、寛永寺執事、比叡山宗教サミット事務局長、天台宗宗務総長、文科省宗教法人審議会委員、大正大学理事長、寛永寺長臈などを歴任。三十三間堂本坊妙法院門跡門主、天台宗宗機顧問会会長、世界宗教者平和会議(WCRP)理事長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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