出版社内容情報
日本人の美しい暮らし方とは。春日大社前宮司が、医学博士の経験をも踏まえ〈神道〉と〈日本人の心〉を語る、感動のロングセラー。
【著者紹介】
昭和2年東京に生まれ。昭和28年、学習院初・中・高等科をへて、大阪大学医学部卒業。昭和30年、大阪大学医学部助手、昭和33年、医学博士。昭和38年、大阪市大野外科病院長。昭和43年、葉室形成外科病院を開業。平成3年、神職階位・明階を取得。平成4年、牧岡神社宮司。平成6年、春日大社宮司。平成11年、階位・浄階、神職身分一級を授けられる。平成21年1月、逝去。
内容説明
本当に大事なものは、目に見えない。日本人の原点に立ち返り、“真実”に目覚め、生きることの大切さを説く、春日の杜からのメッセージ。
目次
序章 見えないものの力
第1章 時間と空間
第2章 日本語について
第3章 生命の不思議
第4章 真実の人生とは
終章 “こころ”をたもつ
著者等紹介
葉室頼昭[ハムロヨリアキ]
1927年、東京生まれ。学習院初・中・高等科をへて、大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部助手、大阪市大野外科病院長などをへて、1968年、葉室形成外科病院を開業。医学博士。1991年、神職階位・明階を取得。枚岡神社宮司をへて、1994年、春日大社宮司。1999年、階位・浄階、神職身分一級を授与さる。2009年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yurari
2
元医者で宮司の著者。残念ながら同意しかねる内容が多かった。特に、日本が経済大国になったのは根本に神道があったから、人工授精、遺伝子治療、臓器移植は問題、フリーセックスにより膣が変わり弱い子供が出来てしまう、というのは全くもってよく分からなかった。以下は同意もしくは面白いと思った内容→/国際化とは全部が均一になる事ではなく全体がバランスをとって調和すること/日本語は間接的にそのものの持つ本質の姿を表そうというもの/胎盤を通して栄養と老廃物が行き来する。血液は行き来しない/女性ホルモンは老化物質を消す/2022/05/11
miu_miu
0
歎異抄の「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の悪人とは自分が悪うございましたと目覚めた人なので、悪かったと自覚していない善人より救われる、ということだそうです。共生と順応、我欲をなくす、など、いい話がたくさん書いてあります2020/01/05