カルト宗教事件の深層―「スピリチュアル・アビュース」の論理

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カルト宗教事件の深層―「スピリチュアル・アビュース」の論理

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393299296
  • NDC分類 169
  • Cコード C0014

出版社内容情報



藤田 庄市[フジタショウイチ]

内容説明

「精神の自由」を奪うカルトの実態に迫る!オウム真理教など今も活動を続けるカルト宗教が、人々を支配し隷従させる過程を、「スピリチュアル・アビュース」(霊的虐待)の視点から、個々の事件を追いながら明らかにする、渾身のルポ!

目次

序章 信仰呪縛の構造―人はいかに心を侵されるか
第1章 オウム真理教事件の源流と麻原言説
第2章 オウム真理教―弟子たちの体験と犯罪の軌跡
第3章 蠢動やまない旧称統一教会(改名世界平和統一家庭連合)
第4章 跋扈続く諸カルト今も
終章 東日本大震災被災地に響く終末の脅迫―ものみの塔と顕正会

著者等紹介

藤田庄市[フジタショウイチ]
1947年東京生まれ。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。フォトジャーナリスト。(公財)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

16
オウム真理教やら旧統一教会やらといったカルトに関する諸々。ぼくは他人から偉そうに上から目線で導かれ指示されることが大嫌いなのでそんな空気を漂わせた瞬間に胸ぐらくらい掴んでしまう自信があるが、この世界には自分の自由意志を放り投げてどうでもいいオッサンの薄っぺらい説教に身も心も委ねてしまうことを安心だとする方々ってわりとたくさん存在するんだよな。信仰なんて御本人の自由なので好きにしたらいいけれど、反社会的な活動は決して許されないし、宗教団体をアンタッチャブルなものとせずに批判の目を向けていかなければならない。2023/06/08

しげ

5
著者の提示する「スピリチュアル・アビュース(信仰虐待)」という視点から、数々の宗教事件について遡ることができました。カルト宗教事件では、よく「信教の自由」を盾に取られることがありますが、そこには「信じる自由」だけでなく「信じない自由」「信じることをやめる自由」「信じるものを選択する自由」も含まれており、当たり前のように、それらも尊重されなければならないということを、強く感じました。2022/01/14

田中峰和

5
カルト宗教の犯罪を助長してきたメディアの無責任にあきれる。江頭でもできるワザを空中浮遊と称し掲載した学研のムー。学習研究社と呼ばれていた出版社に載る内容ではない。同誌に執筆していた麻原は、その後紙面に連絡先を掲載し信者募集までやってのけた。死刑判決を受けた信者の多くがムーの読者だったことを思えば、何の説明も謝罪もせず廃刊にもならなかったのが不思議だ。テレビ東京の「なぜそこに日本人」で紹介された元統一教会の合同結婚式で世界の僻地に飛ばされた信者たち。彼女たちに逃れる術はない。被害者の実態こそ伝えるべきだ。2017/07/21

加藤久和

4
主にオウム真理教と旧称統一教会(家庭連合)のカルト事件を扱う。安倍元総理への銃撃事件をきっかけに旧称統一教会(家庭連合)への批判が大きく広がっている。この悪徳宗教団体は東日本大震災をまんまと集金と信者の求心力強化に利用していたのだった。とにかくこの反社会的な旧称統一教会(家庭連合)は日本から叩き出さないわけにはいかない。警察は躊躇することなくこの邪教集団を摘発していくべきだ。2022/07/30

ui

2
宗教を語る時、「信教の自由」(憲法二十条)が引き合いに出されるが、それは国家権力に対して政教分離などを科すための規定である。宗教側が個人の自由や幸福追求権(十三条)、故なき拘束を受けないこと(十八条)を犯しても良いロジックとは決してならない。外形的事実に囚われず、著者は「精神の自由」にこそ重きを置くべきだと主張している。 本書では、具体的事件を基にスピリチュアル・アビュース(宗教の悪用、霊的虐待)の仕組みを解説する。程度の差こそあれ、図式はカルトから伝統的宗教の分派まで同様である点は当たり前だが新しい。2022/11/07

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