内容説明
いきいきと暮らすための知恵が満載。日々の生活を通して日本人のよき精神文化をやさしく語る、読み切りエッセイ集。
目次
脱皮ということ
時の流れを考える
今日のつとめに田の草を取る
我欲のこころを捨てる
陰徳を積む
積善の家に余慶あり
実を求めて木を枯らす
モラル―母から子に伝える
生きる知恵・知識の教育
夢のちから〔ほか〕
著者等紹介
葉室頼昭［ハムロヨリアキ］
昭和２年東京に生まれる。昭和２８年学習院初・中・高等科をへて、大阪大学医学部卒業。昭和３０年大阪大学医学部助手。昭和３３年医学博士。昭和３８年大阪市大野外科病院長。昭和４３年葉室形成外科病院を開業。昭和５７年大阪国学院通信教育部入学。平成３年神職階位・明階を取得。平成４年枚岡神社宮司。平成６年春日大社宮司。平成１１年階位・浄階、神職身分一級を授けらる
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感想・レビュー
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あまね
11
久しぶりの葉室さんのエッセイです。今日は、3月11日。命について考える一日でもありました。この日にこの本を読んだ巡り合わせも感じます。『共生』と『感謝』。これからの日本にとって大切な言葉だと思いました。2017/03/11
phmchb
4
春日大社の先代宮司による日本人の在り方を問うた書。先祖・神様あってのこの命。2020/12/16
チチャ
2
とにかく感謝して、見返りを求めず人のためにつくし、陰徳をつむ。それがこども、子孫のため。日本の心を忘れないで。という内容の本。2014/06/11
たかボー
1
「この秋は 雨か嵐か しらねども 今日のつとめに 田の草を取る」良い。凄く良い。（※追記:下7音、本当は「田草取るなり」みたい）2019/06/06
