“霊”の探究―近代スピリチュアリズムと宗教学

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393291948
  • NDC分類 147
  • Cコード C0014

内容説明

臨死体験、生まれ変わり、そして霊界通信…正負の感情的反応を巻き起こす困難な主題に、比較宗教学の視点から果敢に挑戦する意欲作。

目次

序章 「近代スピリチュアリズム」という事件―主題のスケッチ
1章 比較宗教学と近代スピリチュアリズム―ミュラーとモーゼスのニアミス
2章 “霊”という主語―『霊訓』の対話から
3章 臨死体験が問いかけるもの―「マイヤーズ問題」の回帰
4章 現代の輪廻神話―不可視の知性が語る倫理
終章 近代スピリチュアリズムの帯域―神智学その他と対照して

著者等紹介

津城寛文[ツシロヒロフミ]
1956年、鹿児島県に生まれる。東京大学農学部林学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専門課程博士課程単位取得退学。博士(宗教学、国学院大学)。城西大学・城西国際大学助教授、静岡県立大学教授などを経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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烟々羅

6
ニューエイジやスピリチュアルの発端は十九世紀。この頃から今の日本と同じく「能天気で弱い自分を甘やかす丈のエセスピリチュアリスト」も大勢いたし、キリスト教から比較宗教学を打ち立てたミュラーなんて思想家もいた。私が近年、自分を甘やかすエセすぴをみて「違うだろう」と感想を述べればミュラーと同じこと再発見してたのみに過ぎなかった。人間主義から神秘思想に転向したCウィルソン、「厭なやつとの出会いもソウルメート」だった元祖のワイスなど。各種紹介して「人は各々の資質によって同意する思想が違う」と当たり障りなくまとめて了2012/02/04

ekura

0
ずっと読まなくちゃと思ってたけど後回しにしてた本、読了。オカルティズムとスピリチュアリズムの差異に今更ながら目を開かれました。2010/07/18

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