内容説明
異宗教間の対話は可能か?世界観・価値観の異なる人々といかにつきあうか?ヒンドゥー教とイスラームの対立の中から、両者を平和的に融合させようとして生まれたシク教。そこに、21世紀の「宗教対立」を超えるヒントが見出されるかもしれない。
目次
第1章 シク教概観(基本的信仰形態;パンジャブ ほか)
第2章 確立期(シク教団の拡大;反抗の時代 ほか)
第3章 現代(イギリス人の来訪;現代のはじまり ほか)
第4章 信仰と実践(根本資料;信仰 ほか)
第5章 社会(シク教社会の構造;シク教社会における女性 ほか)
著者等紹介
マン,グリンダル・シン[マン,グリンダルシン][Mann,Gurinder Singh]
インド共和国パンジャブ州バタラ生まれ。米国コロンビア大学で哲学博士号(Ph.D.)を取得。1999年よりカリフォルニア大学サンタバーバラ校宗教学科に創設されたカパニー寄附講座教授をつとめる。現在のシク教を代表する神学者
保坂俊司[ホサカシュンジ]
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。麗澤大学国際経済学部教授。専門は比較宗教学、インド思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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