日光―その歴史と宗教

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  • サイズ B6判/ページ数 328,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393191101
  • NDC分類 162.132
  • Cコード C0015

出版社内容情報

徳川家の聖地はいかにして誕生したか。最新の研究成果を盛り込みつつ古代以来の伝統を精査し、「新たな日光」像を築く画期的研究書。

内容説明

最高の碩学と精鋭が、伝統と文献に基づいて古代・中世・近世と時代を追って論究。徳川家の霊廟以前の長い信仰の歴史、神仏習合思想の象徴としての意味、さらに、上野寛永寺と輪王寺宮の特質など「日光」がもつ特殊性と普遍性を精細に検証。―年表付。

目次

総論
1(日光開山と堂社の変遷;日光山の山岳信仰―古代・中世を中心に;日光山常行堂小史;日光山の仏教美術 ほか)
2(天海と日光山;東照宮創建と日光山―薬師仏をめぐって;日光天海蔵とその変遷;徳川家と日光山、輪王寺宮 ほか)

著者等紹介

菅原信海[スガワラシンカイ]
1925年栃木県日光市生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。京都妙法院門跡門主。天台宗勧学院副院長。大僧正。早大名誉教授。文学博士

田邉三郎助[タナベサブロウスケ]
1931年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。日本美術史専攻。武蔵野美術大学名誉教授。町田市立博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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