“修験”のこころ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393191095
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0014

出版社内容情報

修験道の管長と大峯千日回峰行の大阿闍梨が、自らの厳しい体験を踏まえ、想像を絶する修験の荒行や修験道の核心を熱く語る。

内容説明

修験道の管長と大峯千日回峰行の大阿闍梨が、自らの厳しい行の体験を踏まえて、想像を絶する修験の荒行や修験道の核心を語り、本当の日本人のこころとは何かを語る。

目次

第1章 道を求める―師と弟子(師弟の絆;身・口・意の話―心と言葉と行いの大切さ ほか)
第2章 よみがえる修験道―廃仏毀釈を超えて(順海おじいさんのこと―私の原点;廃物毀釈の嵐 ほか)
第3章 修験の“行”とは(「山の行より里の行」;大峯奥駈け修行 ほか)
第4章 修験道のこころ(山の宗教とは;修験道は菩薩道 ほか)

著者等紹介

五條順教[ゴジョウジュンキョウ]
1926年、奈良県吉野山に生まれる。1952年、大正大学文学部史学科卒業。1954年、大峯山東南院住職。1971年、金峯山修験本宗二代管長(現任)。総本山金峯山寺二八世管領(現任)。1974年、四無行満行。1975年、十万枚大護摩供満行。1976年、八千枚大護摩供満行

塩沼亮潤[シオヌマリョウジュン]
1968年、仙台市に生まれる。1987年、東北高校を卒業後、吉野の金峯山寺で出家得度。修行と研鑽の生活に入る。1991年、大峯百日回峰行満行。1999年、大峯千日回峰行満行。2000年、四無行満行。2006年、八千枚大護摩供満行。現在、仙台市秋保・慈眼寺住職。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くま

1
里(日々の生活)の行の中で、あらゆるものに感謝の気持ちを持ち、それを伝えることが大切である。何を目指して生きたら良いのか分からない自分にとっては、ひとつのヒントになったような気がします。2009/07/20

micari

0
13.2016/03/03

すうさん

0
この本では、塩沼阿闍梨とその師匠の五條順教阿闍梨の対談になっている。依然読んだころから比べて、吉野の金峯山寺のことや修験のことは知識になっていたので、今回は一歩進んで日本の神仏習合のことを興味深く感じた。また「山の行より里の行」と言われ、私たち凡人でも懸命に生きれば菩薩になる道を、修験者の様に歩けるのだと理解できた。六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を大切にすることは、山にあっても里にあっても最も大切な修業であるが、それは日常生活の場でも実践できるということを深く学んだ。2015/01/07

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