近現代の法華運動と在家教団

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近現代の法華運動と在家教団

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  • サイズ A5判/ページ数 401p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393173541
  • NDC分類 188.92
  • Cコード C3315

出版社内容情報

近代化のダイナミズムにおける日蓮仏教と、その社会的矛盾に応答した在家教団の法華運動の諸相を検証、日蓮仏教再興の動向を論じる。

【著者紹介】
東洋大学名誉教授。本化ネットワーク研究会主宰。

内容説明

日蓮思想の再歴史化とは何か。本巻は、日蓮仏教がいかに近代化する社会状況に応答したか、またその矛盾を反映して興った在家教団の法華運動の諸相を検証、日蓮仏教再興の動向を論じる。

目次

1 総論(近代天皇制と日蓮主義の構造連関―国体をめぐる「顕密」変動;敗戦後の「立正安国」運動―在家教団の二つの戦略)
2 近代との出会い(廃仏毀釈と「日蓮宗」の維新;謗法厳禁と現証利益―法華系新宗教の先駆・本門佛立講;民衆的法華信仰と在家先祖供養;日蓮主義の勃興と国体開顕―田中智学と本多日生の「日蓮主義」を中心に;知識人の日蓮評価;高山樗牛と姉崎嘲風の日蓮論―明治期アカデミシャンの日蓮理解)
3 戦時下での受難と対応(日蓮主義から仏教社会主義へ―妹尾義郎の思想と運動;国家改造と急進日蓮主義―北一輝を焦点に;石原莞爾と「世界最終戦争」・「東亜連盟運動」;戦時体制下の日蓮門下―曼荼羅国神不敬事件と天皇本尊論)
4 在家教団の勃興と法華仏教の再歴史化(法華系新宗教の台頭と宗教協力―新宗連;戦後日本社会と創価学会運動―社会層と政治進出との関連で;門流を越えた法華仏教のネットワーク運動)
5 現代の海外布教(藤井日達と日本山妙法寺の海外布教―「西天開教」から世界平和運動へ;創価学会の海外組織―韓国SGIの急伸要因;インターネット布教と現地指導―イタリアのHBS)

著者等紹介

西山茂[ニシヤマシゲル]
1942年、埼玉県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得満期退学。東洋大学名誉教授。現在、本化ネットワーク研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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