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人はなぜ巡礼に旅立つのか

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393172827
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C0015

内容説明

往来手形は、道中死するも連絡不要の非情な片道切符。行く手の苦難も顧みず旅立ったいにしえの巡礼者の気持ちはいかなるものだったのか。また現代の文明の世にあえて霊場をめぐる巡礼者たちのやむにやまれぬ思いとはいかなるものか。西国巡礼中興の祖・花山法皇や巡礼歌人僧・天田愚庵、そして、著者とともに西国・四国を歩む巡礼者たちの体験と出逢いから、巡礼のこころを爽やかに描きだす。

目次

第1章 観音さまを求めて
第2章 巡礼道での出逢い―西国三十三所と善光寺
第3章 西国札所の成立と歴史
第4章 お遍路みちでの出逢い―四国八十八か所と小豆島
第5章 講演 歩いて巡礼六千キロ―旧制三高創立百三十年同窓会記念講演
第6章 ある巡礼日記―巡礼歌人僧・天田愚庵の歩みから

著者等紹介

松尾心空[マツオシンクウ]
1928年、大阪府堺市に生まれる。京都大学文学部哲学科卒。1955年、西国29番札所松尾寺住職となる。徒歩巡礼の会である「アリの会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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