出版社内容情報
大日如来が、インド・ネパール・チベット・ジャワ・日本・中国・韓国で、どのように信仰され、図像的に表現されてきたかを解説。
内容説明
日本密教では一切の仏・菩薩の根源とされ、両部曼荼羅の中心に位置する大日如来。この特別な尊格がアジアの仏教文化圏(インド・ネパール・チベット・ジャワ・日本・中国・韓国)で、どのように理解され、信仰され、造形表現されてきたかを探る。
目次
第1章 インドの大日如来
第2章 ネパールの大日如来
第3章 チベットの大日如来
第4章 ジャワの大日如来
第5章 日本の大日如来
第6章 中国の大日如来
第7章 韓国の毘慮遮那仏
著者等紹介
頼富本宏[ヨリトミモトヒロ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。文学博士。種智院大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て、種智院大学学長。専門は密教学・密教美術史。インド・チベット・中国の密教遺跡調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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