出版社内容情報
死を前に老いと病いの苦しみを抱える人達の為の老後の生き方・あり方とは。親鸞の教えに学ぶ、自然法爾のままに生かされ生きる智慧。高齢化社会を迎える日本社会。死を前にして老いと病いの苦しみを抱える人たちに向けて、同じ境遇にある著者が切々と語る老後の生き方・あり方とは。仏教と親鸞の教えに学ぶ、自然法爾のままに生かされ生きる智慧。
中村 了權[ナカムラリョウゴン]
1937年、岐阜県養老郡生まれ。大谷大学文学部仏教学科卒業。宗教文化専門紙・中外日報社編集局記者、兵庫女子短期大学副学長、兵庫大学教授などを経て、現在、兵庫大学名誉教授、一般財団法人洗心会理事長。
著書に『親鸞に生きる人間像――現代人の精神遍歴』(文明堂)、『人間の構造と宗教』『慈悲と罪悪』『人・ひかりあり』『ほんとうの人生ほんとうの知恵』(以上、法蔵館)、『いのち輝け――親鸞への道』上・下(同朋舎出版)、『うき世を素敵に生きる知恵』(大阪教育図書)、『自分づくりの思想』(ひょうたん書房)、『思いやりの知恵』(近代文藝社)、『親鸞の森』(共著、春秋社)、『親鸞仏教の宗教力――悲痛な現代を生きる〈安楽論〉』『親鸞仏教〈いのち〉の共生力』(以上、春秋社)などがある。
内容説明
老いに逆らわず、生かされ生きる。病い・老い・死の苦しみを前に、いかに生きるべきか。己のはからいを離れ、阿弥陀仏の自然法爾のはたらきに任せる、老後の生き方のすすめ。
目次
第1章 老いを生きる光景
第2章 いい加減に生かされ生きる光景
第3章 ありがたい生存の光景
第4章 感謝・懴悔の心意気で生かされ生きる
第5章 心は浄土に遊ぶ救い
第6章 煩悩迎合主義でない生き方・死に方の覚り
第7章 精進・堪忍の人生に悔いなし
第8章 死生観の光景
第9章 はかない死者儀礼と生死を通過する弔い
第10章 自然法爾のまま生かされ生きる救い
著者等紹介
中村了權[ナカムラリョウゴン]
1937年、岐阜県養老郡生まれ。大谷大学文学部仏教学科卒業。宗教文化専門紙・中外日報社編集局記者、兵庫女子短期大学副学長、兵庫大学教授などを経て、兵庫大学名誉教授、一般財団法人洗心会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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