出版社内容情報
あらゆる宗教の根底にある人間のはからいを超えた「事実」に頷くことができればいいのだという著者が，多くの外国人を指導してきた長年の経験から語る現代人のための禅入門。
内容説明
「無」の体験を超えて開ける禅仏教の究極の世界。数々の見性体験記を挙げながら真の「悟り」とは何かをわかりやすく語り、加えて坐禅の実践方法についても懇切に説いた待望の禅入門。
目次
第１章 禅の本質は大悟の体験にある
第２章 真の悟りとは何か
第３章 禅の種類と実践方法
付論 マイスター・エックハルトと禅
付録 岩崎八重子大姉大悟の体験
著者等紹介
窪田慈雲［クボタジウン］
１９３２年東京に生まれる。１９４９年安谷白雲老師に初相見。１９５５年横浜国立大学経済学部卒。１９６９年安谷白雲老師に受戒。光山巍堂の居士号を受く。１９７１年安谷白雲老師より大事了畢の証明を受け、慈雲軒の軒号を受ける。１９７３年安谷白雲老師遷化後、山田耕雲老師に師事。１９７５年ロンドンに於いて再見性。１９８３年宗教法人三宝教団正師家に任命される。１９８５年山田耕雲老師より嗣法。１９８９年山田耕雲老師遷化に伴い、三宝教団第三世管長に就任、現在に至る。現在、健康事業総合財団（財団法人東京顕微鏡院）常勤理事
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