内容説明
「宗門第一の書」として今に伝わる『碧巌録』。その全百則の提唱、第三弾。
目次
独坐大雄峰―第二六則「百丈奇特事」
体、金風に露わる―第二七則「雲門大露金風」
人のために説かざる法―第二八則「涅槃和尚諸聖」
這箇は壊するか壊せざるか―第二九則「大隋劫火洞然」
「化け物だわい」―第三〇則「趙州大蘿蔔」
「錯!」―第三一則「麻谷振錫遶床」
定上座の大悟―第三二則「臨済仏法大意」
陳操はただ一隻眼を具す―第三三則「陳尚書看資福」
仰山の慈味―第三四則「仰山問甚処来」
空と文殊菩薩―第三五則「文殊前三三」〔ほか〕
著者等紹介
木村太邦[キムラタイホウ]
昭和15年、東京生まれ。昭和38年、早稲田大学法学部卒。同年、商社に入社、10年間の営業生活を送る。昭和44年、真人会入会。昭和48年、山田無文老師について得度。同年、祥福僧堂に掛搭。無文老師、河野太通老師に参じる。平成7年、祥龍寺入山。平成16年、祥福寺入山。祥福僧堂師家、ならびに祥福寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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