出版社内容情報
日本人の「恩」をめぐって、『父母恩重経』を手がかりに、忘れられた大切なものを心豊かに語る好エッセー。あの「ちびまる子ちゃん」が、カラー挿画で応援に登場。
内容説明
“恩”をめぐって、仏典『父母恩重経』を手がかりに、禅の立場から、やさしく味わい深く語るエッセイ集。
目次
雨傘と下駄の跡
ノルマンディーに吹く風
馬鈴薯の芽
「たらちね」の歌
この小便たれめ!
春、家に帰る
壱岐の海風
シンナーと夕涼み
良弁杉の話し
松樹、千年の翠
著者等紹介
中村文峰[ナカムラブンポウ]
昭和5年山口県に生まれる。昭和15年山口市洞春寺にて得度。昭和27年京都南禅僧堂入堂。昭和47年南禅寺塔頭慈氏院住職。昭和48年二松学舎大学大学院博士課程修了。昭和53年虎渓山永保寺住職、虎渓僧堂師家。平成14年臨済宗南禅寺派管長(現任)
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