出版社内容情報
これからの時代を私たちはどう生きるのか。〈人間の真実〉に目覚め,手をとって共に生きることの大切さを説く,会心の法話集。生きるための本当の指針を求める人に贈る好著。
内容説明
自らの妙なるこころに目覚め、他者と手をたずさえて行くことの大切さを説いて、人間の真実を求める道を示す、会心の書。
目次
不二の妙道を行く
親しく龍潭に到れり
自性の霊妙なるこころ
手を把って共に行く
祈り 無常のいのちを生きる
先祖供養の「霊」を禅はどう説くか―霊魂と仏性
今、方に羞を識る
若者・ボランティア・仏教―豊かな人間性の自覚と実践
黄壁の礼拝
著者等紹介
河野太通[コウノタイツウ]
昭和5年大分県に生まれる。23年中津市松巌寺において得度。28年花園大学仏教学科卒業、祥福寺専門道場に掛塔。41年花園大学禅文化研究所員。42年同大学非常勤講師。47年松巌寺住職。52年祥福寺専門道場師家(現任)。60年アジアの友を支援するRACK代表(現任)。平成元年南太平洋友好協会会長(現任)、6年花園大学学長(現任)。現在花園大学学長、祥福寺住職・僧堂師家。著書に「まあ、お茶でも飲んでゆきなされ」「豊かな心を生きる」など
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