出版社内容情報
禅の興起から20世紀の鈴木大拙まで、近年の新たな知見を踏まえて「禅の思想史」を語る画期的論考。目からウロコの禅の必読書。
禅の興起から20世紀の鈴木大拙まで、近年の新たな知見を踏まえて、「禅の思想史」を語る画期的な論考。歴史の上で、〈禅〉はどのように変貌して今に至っているのか。禅ファンのみならず、目からウロコの禅の必読書。
【著者紹介】
1961年生まれ。岡山市出身。1983年、駒澤大学仏教学部禅学科卒業。1990年、同大学院仏教学専攻博士課程単位取得退学。現在、駒澤大学総合教育研究部教授。博士(文学)。著書に、『神会――敦煌文献と初期の禅宗史』(臨川書店、2007年)、『語録のことば――唐代の禅』(禅文化研究所、2007年)、『臨済録――禅の語録のことばと思想』(岩波書店、2008年)、『続・語録のことば――《碧巌録》と宋代の禅』(禅文化研究所、2010年)、『語録の思想史――中国禅の研究』(岩波書店、2011年)など。
内容説明
禅者は、なにを、どう考えてきたか。禅の興起から二十世紀の鈴木大拙まで、新たな知見を踏まえて、“禅”を語る画期的論考。
目次
第1講 「北宗」と「南宗」―敦煌文献と初期の禅宗(伝灯の系譜と敦煌禅宗文献の発見;「北宗」と「南宗」 ほか)
第2講 馬祖系の禅と石頭系の禅―唐代禅の二つの主流(馬祖系の禅;石頭系の禅 ほか)
第3講 問答から公案へ・公案から看話へ―宋代の禅(宋代禅と公案;野鴨子の話と唐代禅批判 ほか)
第4講 「無」と「近代」―鈴木大拙と二〇世紀の禅(無字と隻手;大拙の禅体験 ほか)
著者等紹介
小川隆[オガワタカシ]
1961年生。岡山市出身。1983年、駒澤大学仏教学部禅学科卒業。1990年、同大学院仏教学専攻博士課程単位取得退学。現在、駒澤大学総合教育研究部教授。博士(文学)(東京大学、2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
ひよピパパ
kawa
yone
あしお