内容説明
仏教僧になるためにアメリカを離れ、ビルマへ。そして、ヴィパッサナー瞑想の修行に、本当の“自由”を探し求める―。自己の内面でおこる「葛藤」と世界各地でおこる「紛争」。この二つをつなぎ、解決する方法などあるのだろうか。すべてのスピリチュアルな読者に贈る、奇跡のノンフィクション。
目次
1 自由への苦闘(苦しみの源を探して;世界に背を向ける;形は有用、だが自由は気づきによって得られる ほか)
2 意識、瞑想、大いなる未知(意識こそ故郷;ダルマの叡智―解放への道;瞑想―意識を学ぶ ほか)
3 ワールド・ダルマ―生きることを通しての解放(われわれ、という不可思議な全体性;私とは、私と他者との関係のことである;実存的人間らしさ ほか)
著者等紹介
クレメンツ,アラン[クレメンツ,アラン][Clements,Alan]
ジャーナリスト・執筆家。仏教と人権、そして精神的・社会的行動主義の統合について世界各地で講演活動を行なう。ビルマで得度した最初のアメリカ人であり、70~80年代の大半を、うち5年近くは僧侶として、ビルマで過ごした。1984年、ビルマの独裁政権により何の理由もなく国外撤去を強いられるが、以後も何度もビルマに戻り、ビルマ国内で人権が侵害される様子を目撃し、記録し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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