死病を生に転換した異僧盤珪 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393137246
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0015

内容説明

“明徳とは何か”を問うて凄まじい修行に励んだ若き日の盤珪の姿を、不治の病とその克服という劇的な転換に焦点を当てて描き、禅の悟りを具体的・平易に伝える好読物。

目次

網干への道
結制の朝
毒蜘蛛
浜田の里
都の乞食
野中の庵
達磨の奇跡
労咳
漂う梅の香
悪い刺戟
梁川の見神
絶対と相対
不正の説法
理屈抜き

著者等紹介

おおいみつる[オオイミツル]
主要著書『白隠ものがたり』『ヨーガに生きる』など。平成14年5月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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可不可

1
坐禅をするために、四方が分厚い壁でできた四畳半の庵に籠り、一年半を過ごしたというのは驚きました。盤珪がこの庵に入ると、入り口を塗りこめて壁にしてしまい、小さな窓から朝夕二回お椀の食事を入れるだけ。ふつうなら気がふれるような環境での修行は苦行をはるかに超えています。この本の11章からは「悟り」についての鋭い考察。読み応えがありました。2020/11/13

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