内容説明
“日蓮的なるもの”とは何か。幾重にも日蓮を心に抱き、「格闘」してきた作家が、自らの半生と重ね合わせつつ、“日蓮復興”の熱い想いを語る、刮目の書。
目次
わが心の日蓮(花びらが浮かぶ盃;母に捧ぐ ほか)
惜別の雪―杉本上人と中原中也(御会式の夜;冬の雨の夜)
恩愛の彼方に―立松和平死す(悲しみの連帯;散りし花もまた咲きぬ)
愛鷹山麓柳沢の日々(村に太鼓を轟かさんよ;月光の中溺れるごとく)
師父日陽上人のこと(師厳道尊の道;法昌寺山話 ほか)
著者等紹介
福島泰樹[フクシマヤスキ]
1943年東京下谷に生まれる。早稲田大学文学部卒。歌人、評論家。歌謡の復権、肉声の回復を求めて「短歌絶叫コンサート」を創出、海外をふくむ1200ステージをこなす。毎月10日、東京吉祥寺「曼茶羅」で、月例「短歌絶叫コンサート」を開催中。下谷法昌寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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