僧医として生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393136409
  • NDC分類 490.16
  • Cコード C0015

出版社内容情報

宗門の管長、師家を投げ打ち、僧医の道を邁進してきた著者が、来し方、行く末を見据え、宗教と医療の統合の道を語る。

内容説明

禅宗の管長・師家を投げ打ってまでも、「僧医」への道を邁進してきた著者が、医師国家試験に合格し、医師として研鑽の日々。来し方、行く末を見据えて、宗教と医療の道を語る、熱き「たましい」の書。

目次

1(僧医として出発のときに)
2(医学事始め;イニシエーションとしての「解剖学」;ベッドサイドでの学び―臨床実習の場で;医師国家試験を受験する)
3(「菊残ってなお霜に傲るの枝あり」―宗教と医療の接点;生命科学の時代における禅;公案禅の中の生老病死)

著者等紹介

対本宗訓[ツシモトソウクン]
1954年、愛媛県に生まれる。1979年、京都大学文学部哲学科卒業。京都嵯峨天龍僧堂にて修行。天龍寺派前管長平田精耕老師に嗣法。室号は岫雲軒。臨済宗師家として国内外で禅の指導につとめる。2006年、帝京大学医学部卒業。医師国家試験合格。現在、僧医として研鑽の日々(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mochi

1
僧でありながら、45歳にして医学部を受験し、医師になった著者。前著を先に読んでからにすればよかった。 仏教用語などが難しかったが、「精進料理」にはいただいた他の命の分まで人間として一生懸命生きる姿勢を意味しているなど、なるほどと思うような言葉がたくさんちりばめられていた。哲学的・宗教的素養のある医師は少ないのかもしれない。自身も仏教の入門書を読んでみたくなった。2011/04/12

dimsum

0
医学部再入学組に様々な人を見てきたけれど、お坊さんはいなかった。40代である程度までのぼりつめたお坊さんが医者になる。その人の考えをまとめた本。内容的には、さすが仏教の専門家!という風で、まだ研修医ということもあり僧>医という感じ。ホスピスや緩和医療を目指している、とのことだがお坊さんにはピッタリと思うのは偏見かな?心の拠り所になるならいいよね。色々な所で公演をしているらしく、その原稿が半分くらいをしめる。もう少し、話のかぶりが少なくなるように改変して欲しかったなあ。難しい漢字や熟語が出てくるので、辞書必2012/07/21

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