出版社内容情報
東アジア仏教に大きな影響を与えた華厳経と華厳思想の内容・展開を、要点をおさえてわかりやすく解説。待望の新装版。大乗仏教を代表する『華厳経』の内容と、東アジアで展開した華厳思想の核心をわかりやすく示し、さらに現代における可能性にも言及した華厳大全の新装版。華厳思想が説く無限の関係性の世界は、どのように受容され東アジア仏教の基調となったか。
竹村 牧男[タケムラマキオ]
1948年、東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授を経て、現在、東洋大学学長。専攻は仏教学・宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)。
著書に『唯識三性説の研究』『唯識の構造』『『成唯識論』を読む』『『華厳五教章』を読む』『〈宗教〉の核心――西田幾多郎と鈴木大拙に学ぶ』(以上、春秋社)、『日本浄土教の世界』『大乗仏教のこころ』(大東出版社)、『入門 哲学としての仏教』(講談社現代新書)、『日本仏教 思想のあゆみ』(講談社学術文庫)、『ブッディスト・エコロジー――共生・環境・いのちの思想』(ノンブル社)ほか多数。
内容説明
大乗仏教の極致『華厳経』の豊かな内容と、東アジア仏教の基調となった華厳思想の展開について、その全容と核心を示し、さらに現代における可能性にまで言及した、“華厳大全”。
目次
1(華厳の世界へ;光の荘厳;心は画家のごとし;大悲の妙用はてしなく;自己を求めて)
2(すべての法門を見わたす;松は竹、竹は松;響き合い無限;一塵に宿る宇宙;速やかな成仏の道)
3(華厳思想と日本仏教;いま華厳思想を考える)
著者等紹介
竹村牧男[タケムラマキオ]
1948年東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授を経て、東洋大学学長。専攻は仏教学・宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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