唯識入門

個数:

唯識入門

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月08日 20時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135723
  • NDC分類 183.94
  • Cコード C0015

出版社内容情報

果てしない覚りへの探究も、まずは身の回りの生活から始まる。深層心理を徹底的に見つめる「唯識」思想を平易に解説する仏教入門。

【著者紹介】
1947年、奈良に生まれる。立命館大学文学部卒業。興福寺貫首。著書に『貞慶「愚迷発心集」を読む』『観音経のこころ』(以上、春秋社)、『旅の途中』(日本経済新聞社)ほか多数。

内容説明

「こころ」とは何か?「私」とは何か?奈良・興福寺の貫首が、平易な言葉で私たちのこころの仕組みと働きを一つ一つ解きほぐしていく。唯識仏教、最適の入門書。

目次

第1章 唯識ということ
第2章 心の構造
第3章 心のはたらき
第4章 経験の蓄積―心の潜在的な領域1
第5章 ものごとの生起
第6章 利己性にうごめく深い自己―心の潜在的な領域2
第7章 さまざまに判断する心
第8章 五感の作用
第9章 私はだれか
第10章 仏との距離
終章 唯識と現代

著者等紹介

多川俊映[タガワシュンエイ]
1947年奈良に生まれる。1969年立命館大学文学部卒業。現在、興福寺貫首(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

15
森羅万象は私の意識の中に。何もない。誰もいない。ただ、識がある。そしてそれにより世界は創り上げられる。それが唯識。目の前に広がる膨大な世界をどう解体するのか。ただ独り(開闢された)その世界と対峙する〈ぼく〉とは一体何なのか。仏教的な思想から根源にアプローチする。〈ぼく〉が認識するあなたの中にも、そこから広がる(開闢された)あなただけの世界があるのだろうか。この特別な感覚は実は特別ではないのだろうか。特別な感覚の中で「この特別さ」が〈ぼく〉の前に広がっているのは何故なのだろうか。考える程沈んでいく。2022/03/14

ショウジ

14
阿頼耶識の存在をTwitterで知り、もっと詳しく知りたいと思い本書に手を出してみました。結構やさしく書かれているのですが、専門用語が多く(漢字が多く?)、難しく感じました。再読が必要かな?阿頼耶識って仏教版の引き寄せの法則と考えて良いのでしょうか。2018/04/21

funuu

2
私達は、一人一人、たかいに異なる独特の認識世界に暮らしている。2014/07/05

トマト

1
前世ら引き継いだ阿頼耶識という感覚はわからないが、人間の認識について これほどまでに考察を深めるのはとてもすごい2015/05/16

通りすがり

1
すべてを認識から捉えるフッサール現象学の限界は他者との関係性だった(生活世界というものを想定したが、これは結局発展していない)。聞くに唯識仏教も現象学同様、すべて認識の問題として捉えると聞いた。仏教思想では現象学の限界をどう乗り越えるのか? という疑問から読み始めた。 語り口は分かりやすい。先の問いに対しては、阿頼耶識を経由した縁によって(しかし阿頼耶識の概念は生活世界と大した違いはない)他者とつながっているということ。そして「自己」という概念が執着による幻想に過ぎないということ、で答えているのかな?2014/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7295127
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。