内容説明
「種の発芽」から「幽霊の克服の仕方」まで仏教的にやさしく考える。日々を生きるためのこころを軽くするヒント。
目次
第１部 因縁をつける（すべては空である；原因を考えてはいけない；釈迦が教えた四つの真理；「あきらめ」が肝心です）
第２部 因果なはなし
第３部 縁起でもない
著者等紹介
ひろさちや［ヒロサチヤ］
１９３６年、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、現在、仏教・インド思想の研究、執筆等に幅広く活躍。一般の人々に仏教を平易な言葉で身近な物として伝えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぱんにゃー
21
原因と結果「募金したら夢が叶う」もしくは、「ガネーシャの課題を全てやったらバッチリ夢が叶う」上手くいけばそれも良し。（コ） ですが、 因果一如（いんがいちにょ）「募金したら次に募金しやすくなる」そのこと自体が嬉し楽し幸せ。 こっちの話です。 ありがとうございます。2013/11/06
ｋｅｉトモニ
1
よい行いの結果よいことが起き、悪い行いの結果悪いことが起こる、その考え方は間違っている。そりゃそうだ「明らめ」ましょう。2011/01/03
YusukeM
0
良書。深い一冊。何度も読み返し、勉強したい。ありのままを受け止めることは出来るようで出来ない。生きることはすなわち修行だと思う。2015/08/16
じゃんけん
0
前半はわかりやすが後半は難しい印象 記録 ・物事が起きるのは、色々な縁の集による、原因は追求しない方が良い ・思うがままにならないもの・ことを、思うがままにしようとしなければ苦しむことはない ・災難にあって災難をなくそうとするのは、苦を消滅させようとする極端な考え方 ・空の状態を、なんとかならないかと考える切なる願いの心が苦の状態に変える ・悲しみをただ悲しむ。悲しみをなくそうとせず、軽減させようとせず、逃げようとせず、全てを「明らめ」てしっかりと悲しみを悲しむ。 2013/08/09
