からだに訊け!―「禅的生活」を身につける

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135396
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0015

目次

第1章 仏教って何だ?(お釈迦さま―仏教の源流;サンガの生活 ほか)
第2章 「禅的生活」って何だ?(わかっているのは「からだ」;仏が生きている ほか)
第3章 葬式って何だ?(仏教といえば葬式;葬式と穢れ ほか)
第4章 二十一世紀に目覚めよ(豊かな「不安」社会;大学へは行くな? ほか)

著者等紹介

板橋興宗[イタバシコウシュウ]
1927年、宮城県多賀城の農家に生まれる。東北大学宗教学科を卒業。1953年、渡辺玄宗禅師について禅門に入る。井上義衍老師に参禅。武生市・瑞洞院住職、金沢市・大乗寺住職などを歴任。1998年、横浜市・大本山總持寺貫首。曹洞宗管長。2002年、御誕生寺住職、總持寺祖院前住職

玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県に生まれる。慶応義塾大学中国文学科を卒業。さまざまな職業についたのち、27歳で出家。1983年、天龍寺専門道場に入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺副住職。2001年「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hiroto nagatsuma

1
禅の修行や体験で至る境地(自分が主語の頭脳で世界を捉えず、ありのまま身体で感じること)については、頷ける箇所が多数。しかしその先の日本社会論?に発展した会話は、文字通り浮世離れした仏教哲学者の会話という印象が否めず、実現不可能な政策をまくしたてる左派系政党の街頭演説に近いものがあります。市井の人間から言わせてもらえば、禅や仏教やお寺が世間に幅を利かせていた時代の風習に人々を戻す発想でなく、西洋的価値観に合わせなければ生き延びられない現代に、いかに仏教的エッセンスを取り入れて心が救われるのかを知りたかった。2023/09/02

ybhkr

1
わたしが女性だからかもしれないけど、こういう子供がいない偉い人が子育てに対して持論振りかざすとロクなことがないなあ。小学生までは母親の肌で育てろ?それで授業始まったら50分座ってみんなと先生の話聞けるのか?母乳で子育てしないのが悪みたいなこと言うから、母乳ノイローゼからの産後ウツに拍車かかんだよ!働いてようと母乳じゃなかろうと母ちゃんが子供を愛していないことにはならんだろ。想像力云々他人に言う前に己の頭デッカチなんとかしろや!と思っちゃいました。てへ。市井の者が生意気言ってサーセン!反原発のひとは必死で節2013/08/20

マサトク

0
対談集。やはり、示唆があるところにはある、、という感じ。2015/06/04

UI

0
興味深い一行はそちこちにありながらも、対談という形式のためか、散漫な印象。やっぱり熟考した文章をじっくり読みたい感じ。 なかなか対談形式の本で面白いのは少ないよね。 本命の予約が多いのでツナギで読んで見たのだけど、まあそれなり、でした。 2012/07/06

Hiroyuki Nakajima

0
曹洞宗元管長板橋興宗禅師と、作家でもある臨済宗の玄侑宗久老師の対談です 通っている禅寺大雄山最乗寺の事も出てきてびっくり!、曹洞宗、臨済宗を超えて老子荘子まで話は広がり面白いです 大疑問の非思量についても僅かに糸口が掴めた気がします 禅は身体で行じる生きた修行でした 参禅会頑張ろう2010/03/31

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