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新・興福寺仏教文化講座
唯識ということ―『唯識二十論』を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135389
  • NDC分類 183.94
  • Cコード C0015

内容説明

この世のさまざまな現象はすべて“心”が作りだしたものであるとする唯識思想。現代の最先端科学とも重なり合うその思考を、世親著『唯識二十論』の詳細な訳文から分かりやすく解説。

目次

第1章 『唯識二十論』を読むにあたって(唯識と現代;仏教としての唯識思想;世親と彼の著作;『唯識二十論』について)
第2章 『唯識二十論』を読む(論の目的―三界唯識の確立;経典における確かめ(教証)
理論的証明(理証)
結語)

著者等紹介

兵藤一夫[ヒョウドウカズオ]
1948年愛媛県に生まれる。1976年京都大学文学部哲学科卒業。大谷大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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晩成

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仏教思想の基礎的知識がないときついかも。説一切有部や経量部、中観などの論書の知識と、四諦や八正道、六道など仏教の基礎知識、部派仏教から大乗仏教への歴史など、他の本を読んでからでないとついていけないと思う。ただ第一章で、簡単に前提を解説はされているし、唯識についてわかりやすく説明はされているので、知識がなくても第一章は面白いと思う。その後は、唯識二十論の読み下しと意訳、サンスクリット語の検証と解説など。有部や経量部を論破し、唯識を論証するという内容。2013/01/25

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