新・興福寺仏教文化講座
さとりとすくい―涅槃経を読む

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135099
  • NDC分類 183.59
  • Cコード C0015

出版社内容情報

釈尊入滅という事実から、〈涅槃〉とは何か、〈仏性〉とは何か、〈衆生〉とは何か、を鋭く問い直す『涅槃経』。現代人が見失っている人間性の回復と覚醒を問う、刮目の書。

内容説明

釈尊の入滅という事実を契機に、「仏」とは何か、「涅槃」とは何かを問い、現代人が見失っている、真実の「さとり」と「すくい」に至る道程を示す仏典を、やさしく分かりやすく解説。涅槃経の最適の入門書。

目次

はじめに “涅槃”について
第1部 真実のさとり(小乗「涅槃経」から大乗「涅槃経」へ―「寿命品」第一を読む;真実と非真実―「如来性品」第四を読む;正法の付嘱・入滅に臨んで―「一切大衆所問品」第五を読む;四聖諦について―「聖行品」第七を読む)
第2部 真実のすくい(阿闍世のすくい―「梵行品」第八を読む)
おわりに 『大般涅槃経』の後判について

著者等紹介

小川一乗[オガワイチジョウ]
1936年北海道に生まれる。1959年大谷大学仏教学科卒業。現在、大谷大学学長。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。