出版社内容情報
仏教とイスラームとの対話は果たして可能か。前人未踏の新たな領域に,仏教の立場から果断なアプローチを試み,鋭く斬新な問題提起を投げかける,注目の画期的論考。
内容説明
仏教とイスラームとの対話は果たして可能か。前人未踏の新たな領域に、仏教の立場から果断なアプローチを試み、鋭い問題提起を投げかける、注目の画期的論考。
目次
はじめに イスラームと仏教の相互理解を目指して
ムハンマドと仏教―イスラームと仏教の接点を求めて
仏教学者・忽滑谷快天とイスラーム―仏教からイスラームへの接触1
曹洞宗の学僧・鏡島寛之とイスラーム―仏教からイスラームへの接触2
仏教関連書籍におけるイスラーム
日本語訳クルアーン(コーラン)と仏教語―わが国最初の日本語訳クルアーンを中心に
日本のムスリムたちの仏教への接近
ノート・禅とスーフィズム
著者等紹介
東隆真[アズマリュウシン]
1935年京都府で生れる。1953年曹洞宗で出家、得度。曹洞宗大本山総持寺専門僧堂掛錫。駒沢大学仏教学部卒。駒沢大学大学院修士課程修了。文学博士(駒沢大学)。曹洞宗准師家。松兼寺(山口県)住職。横浜善光寺留学僧育英会理事。日本仏教学会理事、日本印度学仏教学会理事、評議員。駒沢女子大学長。日本文化研究所長。駒沢女子短期大学長。(社)日本イスラム教会会員
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