出版社内容情報
広大無辺な仏の悟りの世界、そこへ至る菩薩の修行の道、華厳思想の特色、中国・日本における華厳宗の展開までをやさしく語る。『六十華厳』の中から、幾編かを精選し、広大無辺な仏の悟りの世界、そこへ至る菩薩の修行の道、華厳思想の特色、中国・日本における華厳宗の展開までを、実践と学問を両方追求した著者がやさしく語る。
玉城 康四郎[タマキコウシロウ]
著・文・その他
内容説明
この世のすべては「関係」しあっている?華厳経典の読み方からその思想まで、いまひらかれる“華厳”の世界。
目次
第1章 華厳経とは(さまざまな華厳経;華厳経の成立 ほか)
第2章 冥想と人生―華厳経の世界1(説法の始まり―「盧舎那仏品」;ただ一つの道―「菩薩明難品」 ほか)
第3章 さとりの風光―華厳経の世界2(さとりへの階梯―「十地品」;善財童子の遍歴―「入法界品」)
第4章 華厳宗・中国と日本(杜順;智儼 ほか)
第5章 華厳の思想とは(一乗;海印三昧 ほか)
著者等紹介
玉城康四郎[タマキコウシロウ]
1915年、熊本県に生まれる。東京大学文学部印哲梵文学科卒。東京大学名誉教授、文学博士。1999年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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