出版社内容情報
仏教的なものの見方「般若の智慧」を中心に、基本となる無常・空・無我・縁起の思想と、仏教を構成する仏法僧の三宝について詳述。仏教的なものの見方「般若の智慧」をキーワードに、基本となる無常・空・無我・縁起の思想と、仏教を構成する仏法僧の三宝について詳述する入門書。
平川 彰[ヒラカワ アキラ]
著・文・その他
内容説明
仏とは?さとりの内容とは?僧団の生活は?仏教の真髄、ありのままに知る“般若”の智慧から入る、第一歩。
目次
第1章 仏教の基本的立場とは(般若の教説;般若の意味)
第2章 釈尊と仏陀(三宝の成立;三帰依の種類 ほか)
第3章 釈尊の悟った法(帰依法の法;『初転法輪経』の説くこと ほか)
第4章 僧伽―教えを継ぐ人々(僧伽と四衆;原始仏教時代の教団 ほか)
著者等紹介
平川彰[ヒラカワアキラ]
1915年、愛知県に生まれる。1941年、東京大学文学部印度哲学梵文学科卒。文学博士。東京大学名誉教授。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ショウジ
19
今年は仏教について学びたいと思って手を出しました。仏教について浅い知識しか持ち合わせていないわたしにとっては難しい内容でした。が、仏教の成り立ちについて知ることができました。初めて仏教について学んでみたいと思う方にとっては読んでおいて損はない一冊です。2020/05/24
まえぞう
4
もう四半世紀も前のものを装丁も改めてスタディーズシリーズとしてまとめられたうちの一巻で、まずは初期仏教の成り立ちから基礎を説きます。大乗にも上座部にも共通する基礎的なお話しが主体です。2019/11/04
天使
2
簡潔でわかりやすくなおかつ無駄な説明がないところが良い一冊です。2020/12/17
3river
1
仏教について勉強しようと思い手に取りました。 仏教の基本的な考え方について書かれてあり、誤解していたことや、よく理解してないこと等が分かり、大変参考になりました。2020/01/19