出版社内容情報
宗派の学問〈宗学〉について、その実態・歴史・課題を検討し、デジタル・ヒューマニティーズとあわせて、日本仏教の未来を問い直す。宗派の学問〈宗学〉について、その実態・歴史・課題を検討し、世界で展開されているデジタル・ヒューマニティーズとあわせて、日本仏教の未来を問い直す意欲作。
智山勧学会[チサンカンガクカイ]
編集
元山 公寿[モトヤマコウジュ]
監修
内容説明
日本仏教の未来をにぎるのは宗学である!日本仏教を代表する宗派の学問“宗学”の実態・歴史を振り返り、仏教学やデジタル・ヒューマニティーズの展開とあわせてその課題を熱く語る意欲作。
目次
第1部(「宗学」再考に関する試論;天台宗学における宗教的体験の位置;真言宗の宗学の現状を考える;宗学をいかに学ぶか―素読の意義;真宗大谷派における宗学の問い直し―大谷大学の真宗学の名称をめぐって日蓮宗における宗学の解釈とその方法論―浅井要麟の宗学論を視点として;近世天台数学とテキスト;宗学の未来像)
第2部(変貌する学問の地平と宗学の可能性;私の坐禅修行と宗学―エッセー風に;宗学再考にむけて)
著者等紹介
元山公寿[モトヤマコウジュ]
1960年、埼玉県生まれ。現在、智山勧学会理事長、真言宗智山派真福寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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