内容説明
薬師如来とはどのような仏さまか。奈良・薬師寺の長老が、自らの半生を踏まえて、お薬師さまのすべてを豊かに示し、あわせて、遥かな白鳳伽藍復興の道を語る、刮目の書。
目次
1 お薬師さまの心(薬師寺入山;お釈迦さまとお薬師さまの違い;玄奘三蔵と唯識の教え;お薬師さまの大願;お薬師さまのご加護;お薬師さまの法要)
2 お薬師さまとともに―白鳳伽藍復興の道(白鳳伽藍の復興;薬師寺出開帳;薬師寺管主に晋山)
著者等紹介
安田暎胤[ヤスダエイイン]
1938年生まれ。1950年、12歳で出家、薬師寺に入山、橋本凝胤師の薫陶を受ける。1962年、龍谷大学大学院修士課程修了。宗教者平和使節団員として、ローマ法王との謁見を始め、ヨーロッパ各地の宗教者と懇談。1964年、名古屋大学学術調査隊員としてアフガニスタンを踏査。1967年、薬師寺執事長就任、高田好胤管主とともに伽藍復興に尽力し、2003年に薬師寺管主となる。薬師寺長老。2008年、龍谷賞受賞、2011年、社団法人全国日本学士会よりアカデミア賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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