内容説明
野に咲く一輪の花のように―仙台秋保の里山から人生をよりよく生きるメッセージ。
目次
睦月―むつき
如月―きさらぎ
弥生―やよい
卯月―うづき
皐月―さつき
水無月―みなづき
文月―ふみづき
葉月―はづき
長月―ながつき
神無月―かんなづき
霜月―しもづき
師走―しわす
著者等紹介
塩沼亮潤［シオヌマリョウジュン］
昭和４３年、仙台市に生まれる。同６１年、東北高校卒業。同６２年、吉野山金峯山寺で出家得度。平成３年、大峯百日回峰行満行。同１１年、金峯山寺１３００年の歴史で２人目となる大峯千日回峰行満行。同１２年、四無行満行。同１８年、八千枚大護摩供満行。現在、仙台市秋保・慈眼寺住職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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紫羊
15
大好きな亮潤師の最新作。共感できるところが多かったが、何ごとにも感謝という境地に達するのは難しい。せめて自分の未熟さを自覚して謙虚に生きたいと思う。2021/11/26
ジュリ
4
人のことを思いやることができる素晴らしい人だと、毎回本を読んでいて思う。自分ももっと精進しなければと感じた。2019/01/29
ココアにんにく
3
子供でも読みやすいように書かれていた。大阿闍梨の著作を読み始めたころは最初は偉業をなしとげたアスリートに対する感覚でした。里の修行の著作を読んでいくうちにお人柄に興味が移りました。私も正義感で怒りが湧いて苦しかったことがあります。本書にはそのヒントが書いてあり心が軽くなった。また自分が目指したいものが見えてくる。いつ何時でも胸を張れるような人間。裏表なく凛として明るい。おだやかに自然体で。しんどい人間関係もなんとかやっていけそな気分になるから不思議。深夜3時まで話した後の「つまらない」が印象的2017/11/27
Noriko S
2
尊敬する亮潤阿闍梨の御本。護摩のさいのお話をまとめた本だろうか？どの言葉も心にしみる。特に、相手に敬意を払う、笑顔、感謝の気持ち、日常をおろそかにしない、どんなときも清く正しく生きる、たとえできなくてもできるように心がけるとのこと、実行することは本当に難しいが、自分が変わることによって周りも変化が起こるはずだ。定期的に読みたい本。2022/04/12
トキ
2
お坊さんって「優しい」イメージですが、それは一般的な「優しい」ではない。厳しいことも言うし、逆にあえて言わないこともある。それは全て相手を成長させるためであるが、相手の我が強く幼児性がある、または信頼関係がないと人間関係は成立しない。ユーモア溢れる場面もあり、楽しく読めました。2020/10/08
