仏教の女神(じょしん)たち

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仏教の女神(じょしん)たち

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393119136
  • NDC分類 181
  • Cコード C0015

出版社内容情報

大乗仏教にはさまざまな女神が登場するが、その主要な六女神のルーツをはじめ、信仰や造形、儀礼等について解説する。図版100点。大乗仏教では多数の諸仏・諸菩薩・諸天などが登場するが、そのほとんどが男性である。しかし、なかにはごく少数だが、吉祥天や弁財天などの女性もいる。これが密教になると、その数が急増する。こうした仏教における女性尊格(「女神(じょしん)」ないし「女尊(じょそん)」)のうち、?ターラー、?孔雀明王、?准胝観音、?鬼子母神、?吉祥天と弁財天を取り上げ、そのルーツから、仏教に取り込まれた経緯、仏教内での位置づけとその役割、さらにインド・ネパール・チベット・日本などでの信仰・美術・マンダラ・供養法などを総合的に解説する。図版100点。

森 雅秀[モリマサヒデ]
1962年、滋賀県生まれ。1994年、ロンドン大学大学院修了。Ph.D.(ロンドン大学、1997)。名古屋大学文学部助手、高野山大学文学部助教授を経て、現在、金沢大学教授。専門はインド・チベットの仏教文化史。比較文化研究。著書に『マンダラの密教儀礼』『インド密教の仏たち』『マンダラ事典』(春秋社)、『大日如来の世界』『インド後期密教〔上・下〕』(共著、春秋社)、『生と死からはじめるマンダラ入門』(法藏館)、『仏のイメージを読む』(大法輪閣)など。訳書にマルティン・ブラウエン『図説 曼荼羅大全』(東洋書林)、フィリップ・ローソン『聖なるチベット』(共訳、平凡社)がある。

内容説明

仏教になぜ女性のほとけが出現したのか。ターラー、孔雀明王、チュンダー(准胝観音)、鬼子母神、弁才天、吉祥天の六女神を取り上げ、そのルーツをはじめ図像的特徴、信仰、実践儀礼等を解説する。図版92点。

目次

第1章 ターラー(ターラーという女神;インドのターラー ほか)
第2章 孔雀明王と五護陀羅尼(陀羅尼とは何か;マハーマーユーリーの神話 ほか)
第3章 観音になった女尊チュンダー(チュンダーという女神;文献に説かれるチュンダー ほか)
第4章 鬼子母神(鬼子母神に願う;鬼子母神の物語 ほか)
第5章 弁才天と吉祥天(竹生島と蓮華会;弁才天の成立とイメージ ほか)

著者等紹介

森雅秀[モリマサヒデ]
1962年、滋賀県生まれ。1994年、ロンドン大学大学院修了。Ph.D.(ロンドン大学、1997)。名古屋大学文学部助手、高野山大学文学部助教授等を経て、金沢大学教授。専門はインド・チベットの仏教文化史、比較文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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NAO

60
我々がよく知っている仏様の大多数は男性で、女性は少ない。東南アジアやチベットで絶大な人気を持ち、アンコールワットのデバダー像のように肉感的なターラー神(格付けは仏母)、女性だとはあまり知られていない孔雀明王(修法の主目的は安産子授け)、同じく安産子授けのご利益がある准胝観音(醍醐天皇の皇子誕生祈願がなされた)などなど、女神に関する解説考察が興味深かった。蓄財、芸能の神として知られる弁財天が、日本では戦う女神の一面も持っているということも初めて知った。2017/08/02

toriaez

0
期待していたのは女神の登場する説話を味わう本だったのですが、読んでみると女神の像およびその記述の変遷と成立について、系統をたどって迫る本でした。わかっていること、わからないこと、わからないが興味深いこと、という感じで、私情を挟まない冷静な文章。ターラーやチュンダーなどは馴染みもなく想像するのが難しかったこともあり、素人の私にはこの読書自体が何かの修行のようでした……(笑) また仏教美術に触れた際に、読み返そうかと思います。 ところで、なにかのミスなのか、図2-18(孔雀明王の曼荼羅)がないみたいです。2019/08/17

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