仏教図像学―インドに仏教美術の起源を探る

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仏教図像学―インドに仏教美術の起源を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 269,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393119099
  • NDC分類 702.098
  • Cコード C0015

出版社内容情報

仏像や仏画の象徴的意味を読みとる仏教図像学のわが国初の入門書。仏・菩薩・天部・女尊等から曼荼羅まで仏教美術を総合的に解説。

仏像や仏画に込められた象徴的意味を読みとる「仏教図像学」のわが国初の入門書。ガンダーラやマトゥラーの仏像から釈迦や阿弥陀の三尊像、仏伝図、観音等の菩薩像、天部や忿怒尊、女尊、両界曼荼羅と別尊曼荼羅まで、仏教美術を総合的に解説。図版総数150点。

【著者紹介】
1955年、福岡県八幡市(現北九州市)生まれ。1984年、東京大学大学院博士課程満期退学。2008年、文学博士(東京大学大学院)。東京大学文学部助手(文化交流)を経て、1988年、(財)東方研究会研究員。ハンビッツ文化財団(ソウル)学術顧問、富山県南砺市利賀村「瞑想の郷」主任学芸員、岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授(2009)。東京大学(1992,1994~1996,2001~2004)、拓殖大学(1994,1998)、三重大学(1995)、慶應義塾大学(2001~2010)講師[いずれも非常勤]、北京日本学研究センター短期派遣教授(2003)を歴任。ネパール留学(1988~1989)、英国オックスフォード大学留学(1993)ほか、10数次にわたってインド・チベット・ネパールを調査。現在、慶應義塾大学講師、東方学院講師[いずれも非常勤]、ハンビッツ文化財団(韓国)学術顧問、チベット文化研究会副会長。『曼荼羅イコノロジー』(平河出版社)、『チベット密教』『両界曼荼羅の誕生』(ともに春秋社)、『インド・チベット曼荼羅の研究』『敦煌 密教と美術』(ともに法藏館)ほか著作論文多数。

内容説明

ガンダーラやマトゥラーの仏像から、釈迦や阿弥陀の三尊像、弥勒・観音等の菩薩像、天部や忿怒尊、女尊、さらに日本の両界曼荼羅と別尊曼荼羅まで、アジア全域を視野に入れて、仏教美術を総合的に解説する。図版総数170点。

目次

仏教図像のあけぼの―仏像不表現の時代
仏像の誕生―ガンダーラとマトゥラーの仏教図像
仏伝図と印相の成立
菩薩像と持物の意味するもの
天部像―仏教に摂取されたインドの神々
観音像(その成立と信仰;変化観音の展開)
力のほとけ―金剛手と忿怒尊の展開
女性尊―女性の仏菩薩と神々
他土仏信仰の展開と四方四仏
三尊像―もっとも単純な群像形式〔ほか〕

著者等紹介

田中公明[タナカキミアキ]
1955年、福岡県生まれ。1979年、東京大学文学部卒。同大学大学院、文学部助手(文化交流)を経て、(財)東方研究会専任研究員。2014年、公益財団化にともない(公財)中村元東方研究所専任研究員となる。2008年、文学博士(東京大学)。ネパール(1988‐1989)、英国オックスフォード大学留学(1993)各1回。現在、慶應義塾大学講師、東方学院講師(いずれも非常勤)、ハンビッツ文化財団(韓国)学術顧問、チベット文化研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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umeko

12
非常に丁寧にまとめられていた。仏像誕生から三尊像、軸装仏画、伽藍配置や曼荼羅に至るまで、幅広く取り上げている。膨大な人の手と時間を経た仏教美術は、宗教という枠を超えた奥深さがあるように感じる。さっくり一読しただけなので、これからじっくり読むぞぉ~!2016/03/01

nizimasu

6
正直こういう本が欲しかったです。仏像が誕生する以前からインドの仏像そして中国や日本に渡ってきた仏像の種類やいわゆるアトリビュート的なものさらに印相に至るまで事細かに書いてあるのは著者が学生用の教科書として準備していたという原稿だからだろう。だがこれがまた仏像鑑賞の上ではとてつもなく意味のある解説でそれぞれの仏像がどのようなメッセージを持って作られているのか。それだけでなく日本の場合は習合という縄文と古代神道とのハイブリッドで生まれた部分や庚申信仰(道教)なんかも入っていて実に芳醇な味わいがあり興味津々です2015/11/24

Mentyu

2
仏教図像学の教科書。ざっくり分野を概観できるよう作られており良かった。2023/08/21

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