出版社内容情報
仏教研究の第一人者が四十年の研鑽をもとに、初学者でも容易に通読できるように平易・明快に語るインド仏教通史。
内容説明
初学者でも容易に通読できるように平易・明快に説かれたインド仏教通史。下巻では、後期の大乗仏教から、密教をへて、仏教の滅亡までを扱う。
目次
第4章 後期の大乗仏教(教団の隆替;竜樹と中観派;第二期の大乗経典;瑜伽行派の成立;唯識の教理;如来像思想;中観派の発展;瑜伽行派の発展;仏教論理学の展開)
第5章 秘密仏教(秘密仏教の意味;原始仏教時代の秘密思想;大乗仏教より密教へ;純正密教の成立;中期・後期の密教)
著者等紹介
平川彰[ヒラカワアキラ]
1915年、愛知県生まれ。1941年、東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。文学博士。東京大学教授、早稲田大学教授、国際仏教学大学院大学理事長、日本学士院会員等を歴任。2002年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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