内容説明
この世とあの世とにおいて、あらゆる汚れのうちもっとも酷い汚れが、無知という最悪の汚れである。増支部(アングッタラ・ニカーヤ)より、第8集(全11章)、第9集(全10章)を収録。原始仏教の世界を平明な訳文で記す、『原始仏典』1・2につづく決定版。
目次
第8集(友愛;おおいなる章;資産家;贈与;斎日;位置を伴うもの;地震;対;留意;共通の章;熱情)
第9集(完全な目覚め;獅子の咆哮;生き物の住居;おおいなる;パンチャーラ;安穏;思念への接近;正しい努力;超能力;熱望)
著者等紹介
前田專學[マエダセンガク]
1931年愛知県生まれ。1961年ペンシルヴァニア大学大学院東洋学科修了(Ph.D)。1973年文学博士(東京大学)。東京大学名誉教授。公益財団法人中村元東方研究所理事長・東方学院長
河〓豊[カワサキユタカ]
1975年大阪府生まれ。2004年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教
畑昌利[ハタマサトシ]
1976年滋賀県生まれ。2007年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、宣真高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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