道元思想と日本仏教

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  • サイズ A5判/ページ数 599,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784393112892
  • NDC分類 180.8
  • Cコード C3315

内容説明

正伝の仏法を究明する道元禅の本質に迫る。本巻は、道元禅師の思想に関する論考を中心に、本証妙修を教義とする曹洞宗、その他、日本仏教関連の諸論を集成し、著作集を締めくくる。

目次

第1部 道元の思想と生涯―無窮の仏行(禅と思想;道元の生涯;仏法の正伝―道元の立場;現成公案―道元の思想)
第2部 道元思想と曹洞宗(道元禅における『正法眼蔵』の位置;道元の仏性論;本証妙修ということ;道元禅師の戒思想;道元禅師と法華経;「仏道」覚え書;曹洞宗の成立;『洞谷記』管見;瑩山禅師のヴィジョン―ベルナール・フォール教授の研究によせて)
第3部 日本仏教・仏教の死生観(一唐僧の聖徳太子像;聖徳太子から鑑真和上へ―日本仏教の草創;弘法大師と如来蔵思想;仏教と医術;死トと永遠―“涅槃”の意義をめぐって)

著者等紹介

高崎直道[タカサキジキドウ]
1926年、東京都生まれ。1950年、東京大学文学部哲学科(印度哲学専攻)を卒業。1954年、インド政府給費留学生としてプーナ大学大学院へ留学。1958年、プーナ大学にてPh.D.を取得。1972年、東京大学にて学位(文学博士)を取得。1975年、学位論文の『如来蔵思想の形成』で恩賜賞、日本学士院賞を受賞。東京大学名誉教授。鶴見大学名誉教授(元学長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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