大乗起信論・楞伽経

大乗起信論・楞伽経

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 574,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784393112885
  • NDC分類 180.8
  • Cコード C3315

内容説明

東アジアの仏教界に多大な影響を与えた『起信論』に関する研究論文を中心に、『楞伽経』および、中国仏教如来蔵思想関連の論考を集成。

目次

第1部 『大乗起信論』を読む(『起信論』の意図と綱格;起信の主体と対象 ほか)
第2部 『大乗起信論』研究(起信論研究の問題点―実叉難陀訳の性格をめぐって;『大乗起信論』における“念”について ほか)
第3部 『楞伽経』研究(『四巻楞伽』の訳文の問題点;『入楞伽経』の意図するもの―「変化品第七」考 ほか)
第4部 中国仏教如来蔵思想関連論考(“菩薩蔵経”について―玄奘訳『大菩薩蔵経』を中心に;元暁の『涅槃宗要』について ほか)

著者等紹介

高崎直道[タカサキジキドウ]
1926年、東京都生まれ。1950年、東京大学文学部哲学科(印度哲学専攻)を卒業。1954年、インド政府給費留学生としてプーナ大学大学院へ留学。1958年、プーナ大学にてPh.D.を取得。1966年、Ph.D.論文“A Study on the Ratnagotravibhaga”(『宝性論の研究』)をローマより刊行。1972年、東京大学にて学位(文学博士)を取得。1975年、学位論文の『如来蔵思想の形成』で恩賜賞、日本学士院賞を受賞。東京大学名誉教授。鶴見大学名誉教授(元学長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。