出版社内容情報
本巻には「仏教知識論の形成」「後期インド仏教の論理学」「ラトナキールティの帰謬論証と内遍充論の生成」などを収録。
【著者紹介】
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学第三講座、仏教学専攻)卒業。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。その後、仏教大学総合研究所所長、創価大学国際仏教学高等研究所所長などを歴任。2004年、逝去。
内容説明
近代における仏教論理学研究の急速な進展に寄与した先駆者による至高の論考。
目次
第1章 仏教知識論の形成
第2章 後期インド仏教の論理学
第3章 仏教哲学における命題解釈―evaの文意制限機能
第4章 ラトナーカラシャーンティ『内遍充論』
第5章 ラトナキールティの遍充論
第6章 ラトナキールティのアポーハ論
第7章 ラトナキールティの帰謬論証と内遍充論の生成
第8章 他人は存在するか―付 ラトナキールティ『他人の心流の論破』試訳
第9章 Moksakaraguptaの論理学
第10章 論理のことば(タルカバーシャー)
第11章 付論―ニヤーヤ学派の論理学
著者等紹介
梶山雄一[カジヤマユウイチ]
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学第三講座、仏教学専攻)卒業。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。その後、仏教大学総合研究所所長、創価大学国際仏教学高等研究所所長などを歴任。2004年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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