出版社内容情報
本巻には「インドにおける阿弥陀仏信仰の諸前提」「神変としての浄土教」「浄土の所在」「法然と親鸞」などを収録。
【著者紹介】
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学第三講座、仏教学専攻)卒業。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。その後、仏教大学総合研究所所長、創価大学国際仏教学高等研究所所長などを歴任。2004年、逝去。
内容説明
仏教の文献学的・哲学的解明に多大の業績を残した一大碩学が、生涯をかけて学行一如を目指しつづける契機ともなった浄土教に関する論考を集成。
目次
インドにおける阿弥陀仏信仰の諸前提
阿弥陀仏論争
初期浄土教をめぐる最近の情報
念仏と空性
般舟三昧経―阿弥陀仏信仰と空の思想
大智度論における阿弥陀仏信仰
神変としての浄土教
空と浄土
別時意論争と是報非化論
浄土の所在
浄土について
親鸞の浄土観
初期大乗仏教と親鸞
法然と親鸞
仏教思想史における親鸞
書評 幡谷明著『曇鸞教学の研究』
著者等紹介
梶山雄一[カジヤマユウイチ]
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科(宗教学第三講座、仏教学専攻)卒業。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。その後、仏教大学総合研究所所長、創価大学国際仏教学高等研究所所長などを歴任。2004年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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