内容説明
インド密教の伝統を極めて忠実に受け継ぎ、さらにその思想を整理し深化させたチベット。最大宗派ゲルク派の根本思想を中心に、マンダラの種類やタンカの描き方、さらには瞑想法や護摩などの実践儀礼に至るまで、チベット密教を多元的に解説。図版84点。
目次
序論―チベット密教とは何か
第1部 チベットの密教(歴史篇;思想篇;図像篇;美術篇;実践儀礼篇)
第2部 ネパールの密教(カトマンドゥ盆地のネパール密教;スヴァヤンブーの年中行事;ネパール密教の儀礼―供養と護摩)
著者等紹介
立川武蔵[タチカワムサシ]
1942年生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了。Ph.D.。文学博士。愛知学院大学教授
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