インド後期密教〈下〉般若・母タントラ系の密教

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393112359
  • NDC分類 188.5
  • Cコード C0315

内容説明

ダーキニーやラーギニーと呼ばれる女性たちとの性ヨーガをはじめ、体内のチャクラや脈管を活用する観想法の解説を中心に、『ヘーヴァジュラ』や『チャクラサンヴァラ』『カーラチャクラ』等の聖典の概要を紹介する。

目次

序 人間の生命力と宇宙エネルギーの共鳴―母タントラとカーラチャクラ・タントラ
1 『サマーヨーガ・タントラ』―般若・母タントラの原形
2 『ヘーヴァジュラ・タントラ』―聖と性の饗宴
3 『チャクラサンヴァラ・タントラ』―聖地と身体の宗教性
4 『ブッダカパーラ・タントラ』―仏の髑髏が経を吐く
5 『マハーマーヤー・タントラ』―男神の形をした女神
6 『チャトゥシュピータ・タントラ』―死を「悟り」に転化する
7 『サンプタ・タントラ』―温故知新
8 『カーラチャクラ・タントラ』―インド仏教の総決算

著者等紹介

松長有慶[マツナガユウケイ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。文学博士。高野山大学教授、同大学学長、同大学密教文化研究所所長等を経て、高野山大学名誉教授。専門は密教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。