両界曼荼羅の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 219,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393112182
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0015

内容説明

インドに胎蔵・金剛界の両界曼荼羅の原形が現れてから、現在の完成した姿になるまでのプロセスを解明する。図版90点。

目次

第1部 導入篇(両界曼荼羅の伝播;曼荼羅のあけぼの)
第2部 胎蔵曼荼羅(三部の成立;八大菩薩;胎蔵五仏の成立;現図曼荼羅の成立)
第3部 金剛界曼荼羅(南天鉄塔の謎;三部から五部へ;教理命題の尊格化;五元論の完成)
第4部 エピローグ(後期密教の曼荼羅;曼荼羅の日本的展開)

著者等紹介

田中公明[タナカキミアキ]
1955年、福岡県生まれ。1979年、東京大学文学部卒(印度哲学専攻)。1984年、同大学大学院博士課程満期退学。東京大学文学部助手(文化交流)を経て、1988年、(財)東方研究会研究員。ハンビッツ文化財団(ソウル)学術顧問、富山県利賀村「瞑想の郷」主任学芸員。東京大学、拓殖大学、三重大学、慶応義塾大学講師(いずれも非常勤)、北京日本学研究センター短期派遣教授を歴任。ネパール留学(1988~89)、英国オックスフォード大学留学(1993)ほか、10数次にわたってインド・チベット・ネパールを調査
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