マンダラの密教儀礼

マンダラの密教儀礼

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  • サイズ B6判/ページ数 231,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393111956
  • NDC分類 188.5
  • Cコード C1015

出版社内容情報

マンダラの制作儀礼と,本尊を決める「投華得仏」や「灌頂」などの,マンダラを用いる密教儀礼の世界を,梵語文献に基づいて一般読者向けに解説。豊富な図版が理解を助ける。

内容説明

マンダラを実践面から解き明かす。マンダラの制作儀礼と、本尊を決める「投華得仏」や秘儀を授ける「潅頂」などの、マンダラを用いる密教儀礼の世界をサンスクリット文献から読み解く。

目次

第1章 マンダラとは何か
第2章 インドの宗教儀礼
第3章 マンダラをつくる
第4章 マンダラの図像学
第5章 聖別の儀礼
第6章 拡大するマンダラ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

in medio tutissimus ibis.

3
密教においてマンダラを用いる儀礼であるアビシェーカとプラティシュターの二つは共に僧と仏具寺院のイニシエーションであり、最終的にそれらをイメージの上で仏そのものとする。例えば塔は仏身でもある。そこでは、密教もその系譜に連なるインド宗教儀礼の特徴である神々との交流、言葉の重視、ユニット構造が見られる。マンダラの作成と同時に伝統的な神がかり=仏の観想が行われ、儀礼の前後には正しく言葉が綴られたかを神仏と介添の僧に確かめ、その構造はプージャーにおいても護摩においても神々の招待、饗応、礼拝、帰還で構成されている。2018/04/29

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