ひでこさんのたからもの。―「あしたも、こはるびより。」のそれから。

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ひでこさんのたからもの。―「あしたも、こはるびより。」のそれから。

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784391146875
  • NDC分類 590
  • Cコード C0076

出版社内容情報

愛知県のニュータウンではる、なつ、あき、ふゆ。キッチンガーデンで野菜と果実を育て、換気扇もなくお湯の出ない小さな台所で、本物の味がつまった食事を作る。時間が「おいしい」を作るを信条に、畑も料理も気長に気長に根気よく。ていねいに向き合ってきた、87歳と90歳のものがたり。前作「あしたも、こはるびより。」から4年、今回は、次世代に残したい味覚の記憶を綴りました。
─以下目次より抜粋─
英子さんとしゅういちさん/明日へつなぐ食事/季節の味を貯める知恵/なんでも自分流/キッチンガーデンに寄り添って/はなこさんへ伝えたい味/おばあちゃんの出番/ねえやの靴下/しゅうちいさんは身の丈以上、英子さんは何もない

内容説明

87歳と90歳の菜園生活第2弾!伝えたい味覚の記録です。愛知県のニュータウンで、はる、なつ、あき、ふゆ、キッチンガーデンで野菜を育て、換気扇のない台所でほんものの味がつまった料理を作る。お金よりも大切なことを知っている、ばぁばとじぃじの物語。

目次

英子さんとしゅういちさん
あしたにつなぐ食事
キッチンガーデンに寄り添って
はなこさんへ伝えたい味
おばあちゃんの出番
ねえやの靴下
しゅういちさんは身の丈以上英子さんは何も持っていない
季節の味を貯める知恵
なんでも自分流

著者等紹介

つばた英子[ツバタヒデコ]
1928年生まれ。キッチンガーデナーとして、大地に根ざしたていねいな暮らしを実践中

つばたしゅういち[ツバタシュウイチ]
1925年生まれ。自由時間評論家。東京大学卒業後、アントニン・レーモンド、板倉準三の建築設計事務所を経て日本住宅公団入社。広島大学教授、名城大学教授、三重大学客員教授などを歴任。2015年6月2日、生涯を終える。享年90歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

101
食事やスイーツのレシピに編み図まで!しゅういちさんの書斎はヨット好きらしくコックピットになってるし、庭のフラッグポールも可愛い。小さな台所から生み出される命の糧。土鍋で炊く煮物。鉄瓶で沸かすお湯。梅、柚子、栗、編み物、機織り、手仕事はそのまま豊かに心を潤す。何より夫婦が相手を粗雑にしないこと、慈しむことが幸せなこと。2017/02/11

ふう

82
読友さんの感想を読んで読みたくなった本。紀伊國屋で探したらガーデニングコーナーにありました。1920年台生まれのご夫婦が、お互いを思いやり、いたわり合い、尊重し合いながら、日々をていねいに紡いでいる様子が伝わってきます。語弊のある表現かもしれませんが、この年齢なのに名前で呼び合い、二人が対等の関係なのがすてきです。畑で作ったものを中心に食を大切にし、人への贈り物も買ったものではなく手作りの物をという徹底ぶり。『とにかく手を動かし続けることが大事ね』…手抜き生活を、大先輩にやさしく諭されているようでした。2017/10/24

ぶんこ

60
写真やレシピが満載で楽しめました。87歳で3食を作られている事、しかも冷凍にして保存したり、常備菜をたくさん時間のある時に作っておく。しかもデザートも作られています。ただただ脱帽です。しゅういちさんはお昼寝のまま亡くなられたそうで、徳の厚さなのでしょう。不謹慎かもしれませんが素晴らしい一生だと思いました。お二人が助け合って、のんびりゆっくり無理をせずに家事を楽しまれている姿勢は見習いたいです。2018/03/29

あや

55
読み終えて…というより、本屋さんで見つけて手に取りパラパラめくって目にしてしまった巻末のお知らせに何とも言えない思いを抱えたまま、今読み終えました。しゅういちさんから受け取った様々なたからものを手に、今日もひでこさんは過ごしておられるんだろうな。 こうやって、感想を書きながらも涙が止まりません。何か無性にひでこさんに、会いに行きたいです☆2016/04/09

あじ

52
ご夫婦合わせて177歳。前作「あしたも、こはるびより」から4年後の「それから」を、ゆったりとした時流で届けてくださった。減塩ではなく徹底した【塩抜き生活】が始まった以外は、これまで同様に菜園で採れる恵みを120%享受した暮らし。特に今回は『ひでこさんの味』を伝承するレシピが盛りだくさん。つばた家の基本、保存食作りの技術と知恵は最高だ。しゅういちさんは農機具の修繕、瓶ラベルや菜園サインの製作で妻をサポートする。二人だけの生活はいつまでも続かない。ひでこさんの「これから」が、つつがなく営まれる事を願っている。2016/10/16

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