内容説明
神々の荘厳な舞、命を賭けた女の恋、運命に翻弄される若武者などを描く幻想的な能。人間の哀しみや可笑しさを鋭く、笑いとともに描く狂言。一からはじめる、楽しみ方のコツを満載。
目次
序章 能・狂言って、そういうことだったのか!(「そこが知りたい!」を一気に解決―能・狂言ソボクな10の疑問;パターンを押さえれば、意外とカンタン―6コマでわかる!能のストーリー展開 ほか)
第1章 能(初めて観るならこの一曲!船弁慶;一度は観たい名曲10選 ほか)
第2章 狂言(初めて観るならこの一曲!蝸牛;一度は観たい名曲10選 ほか)
第3章 出かけてみよう能・狂言(いざ公演へ!でもその前に…―チケットはどう買う?席はどう選ぶ?;全国の主要な舞台をピックアップ―能・狂言はどこで観られるの? ほか)
巻末付録 もっと能・狂言に親しむ
著者等紹介
松岡心平[マツオカシンペイ]
1954年、岡山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。中世文学専攻。能の研究上演団体「橋の会」運営委員として、能の現場とかかわりながら日本文学・歴史学を総合するかたちで中世研究の新しい地平を切り開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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