内容説明
標本、ひとつひとつにそれぞれストーリーがある。東京・上野の国立科学博物館のたくさんの展示の中から、特に知っておきたいもの30を選び、担当した研究者がていねいに語る。
目次
消えたニホンオオカミ
日本の精密機械技術の粋、からくり人形と万年時計
日本で最初のテレビジョン
日本初の人工衛星「おおすみ」とラムダ・ロケット用ランチャー
世界最大のカニ、タカアシガニ
全長八メートルを超えるダイオウイカ
シメコロシノキは本当に「絞め殺す」のか?
ヒマラヤの高山植物、セイタカダイオウ
ジャイアントパンダ
生きている化石、シーラカンス〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいと
6
すこしむずかしいところがありました。この本を読んで、国立科学博物館に行って本に書いてあったこととかを見てみたいと思いました。2015/10/03
メイロング
2
国立科学博物館の年間フリーパスを持つ私だが、まだまだ知らないことばかり。公式パンフでは届かない解説がギュッと凝縮されていて、じつにいい副読本にしあがっている。読んでから行くもよし、帰ってから読むもよし。執筆者一覧も豪華だね。フルコース料理のような一冊だ。子ども向けではない真摯さも◎。2010/10/08
ジャッキー
1
科博に行く前後に読みたい本。常設展示の説明がていねい。館内ガイドもあるけど、この本を読みながら見学したい。子供にも読ませたい。2013/05/29
そーすけ
0
296*1つの標本にも、さまざまな背景が。2017/09/22
Tomoki
0
国立博物館の展示に関する解説が主。トピック事にさらっと分かれているので、すぐに読めてしまう。 国立博物館は結構好きでよく行くが、行くたびに新しい発見があり楽しい。 科学の世界も今までの常識が180°変わってしまうことがあるが、それに驚きを感じるのもまた乙なのかもしれない。 夏休みまた博物館に行きます。2017/06/26