幻冬舎新書<br> 誤認逮捕―冤罪は、ここから始まる

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幻冬舎新書
誤認逮捕―冤罪は、ここから始まる

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982314
  • NDC分類 327.62
  • Cコード C0295

内容説明

逮捕―その瞬間に、人は人格を否定され、社会的には市民としての権利を失う。にもかかわらず、一説には全国で1日1件は誤認逮捕があるという。ごく普通の一般市民が、なぜ「してもいない犯罪」の犯人にされてしまうのか。指紋の取り違え、目撃証言の過信、不十分な裏付け、悪意ある第三者の偽証など理由はさまざまだが、狭い取調室で理不尽かつ屈辱的な思いをするのは間違いない。窃盗、痴漢、薬物取締法違反から、ひき逃げ、放火、殺人まで誤認逮捕された実例を取り上げ、現代警察機関の問題点を指摘した一冊。

目次

序章 誤認逮捕に怒る人々
第1章 ある悲劇
第2章 忘れられない失態
第3章 誤認逮捕の深層
第4章 犯罪は減少傾向だが
第5章 警察捜査の落し穴
第6章 “故意”がつくる誤認逮捕
第7章 あなたも虚偽自白する
第8章 誤認逮捕の“悲劇”をなくすには

著者等紹介

久保博司[クボヒロシ]
1941年長崎県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、業界紙記者、翻訳者を経てフリーライターに。警察司法分野のほか、犯罪、心理、人事など幅広い分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。