幻冬舎新書<br> 宇宙は何でできているのか―素粒子物理学で解く宇宙の謎

個数:
電子版価格
¥836
  • 電書あり

幻冬舎新書
宇宙は何でできているのか―素粒子物理学で解く宇宙の謎

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 23時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981881
  • NDC分類 440.12
  • Cコード C0295

内容説明

物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。

目次

序章 ものすごく小さくて大きな世界
第1章 宇宙は何でできているのか
第2章 究極の素粒子を探せ!
第3章 「4つの力」の謎を解く―重力、電磁気力
第4章 湯川理論から小林・益川理論へ―強い力、弱い力
第5章 暗黒物質、消えた反物質、暗黒エネルギーの謎

著者等紹介

村山斉[ムラヤマヒトシ]
1964年生まれ。86年、東京大学卒業。91年、同大学大学院博士課程修了。専門は素粒子物理学。東北大学助手等を経て2000年よりカリフォルニア大学バークレイ校教授。02年、西宮湯川記念賞受賞。07年、文部科学省が世界トップレベルの研究拠点として発足させた東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)の初代機構長に就任。主な研究テーマは超対称性理論、ニュートリノ、初期宇宙、加速器実験の現象論など。世界第一線級の科学者と協調して宇宙研究を進めるとともに、研究成果を社会に還元するために、市民講座や科学教室などで積極的に講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

260
2011年新書大賞受賞。 素粒子物理学の入門書で あり、数学・物理の世界だが、 解りやすく書かれている のが、素直に嬉しい。 素粒子と宇宙、極小と 極大の世界が繋がっていく…ガリレオが地動説を 唱えてから400年、科学の 進化はどこまできたのか。 宇宙はどうなっており、 どうなっていくのか。 基本中の基本の内容だが、 ついていけない…のが 快感である、そんな読書 だった。2015/07/19

ehirano1

189
知的好奇心が十二分に満たされました。専門的且つ、難解な内容をここまで分かり易く仕上げた著者と編集者に拍手を送りたいです。2019/09/15

mitei

177
宇宙の果てを見ようとしてもある一定の場所から先は宇宙が誕生して間もないために何も見えなくなる。そこで物質に備わってる素粒子から宇宙を推察しようというのが本書の内容。今まで益川、小林理論、小柴氏のニュートリノ発見が宇宙史?においてどのような意味をもたらしたのかがよく分かった。2011/05/21

ntahima

136
本作は2011年 新書大賞に輝き、科学書としては異例のベストセラーとなった。著者は東大卒であちこち回って現在、再び東大の先生。確かにこの手の本としては非常に読みやすい。量子論も現象面は(解るとは口が裂けても言えないが)奇妙かつ興味深い。問題は素粒子の標準模型。素粒子が4×4=16個出てくるのだが、これが全て意味不明のカタカナ名。どの素粒子がどんな性質を持っているのか覚えきれないのに、グラス片手にどんどん頁を捲るものだから、何が何だかさっぱり解らない。初めてハングルを勉強した頃のことを思い出した。再読候補。2011/06/18

たー

129
これで素粒子物理学を「理解」することは不可能だと思いますが、何となく雰囲気は感じられるかと。(分かりやすく書こうとしている努力は随所にうかがえますが)。ある程度の物理の素養が必要と思われますが、良書だと思います。2011/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/655151
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。